勤務先のそばに、全国ランキングでもトップクラスの有名な皮膚科があります。ママに連れられて娘がそこで受診しました。
せっかく近くまで来たので昼休みに落ち合って一緒に昼食をとりました。昼休みにこうして家族と昼食を取れるっていいですね。
わざわざ自宅から1時間かけてこの病院へ来たのはわけがあります。
娘は産まれた直後から湿疹が酷く、なかなかよくならず病院を転々としていました。湘南東部総合病院から東海大学付属病院へ紹介状を出してもらいましたが、そこでの診察も満足できず、最初に出てきた病院にかかったというわけです。
どこの病院でもまず処方されるのはステロイド。このステロイドというのはなかなか厄介な薬です。私も子供のころから、そして今でも、湿疹が酷くてステロイドのお世話になっています。
私の湿疹は小学生のころから発症し、やはり病院を転々としました。どこの治療もかんばしくなくて、酷いときは足中の皮がめくれて歩くこともままならないほどでした。
高校生ごろにマーレンというステロイド剤と出会いました。その効果は今でも忘れられません。夜に塗れば朝にはびっくりするほど回復します。もうこれがあれば全ての悩みは解決するだろうと思えました。
しかしそれは長くは続きませんでした。治っては酷くなり、治っては酷くなりを繰り返しているうちに、いつしか薬が効かなくなってしまったのです。一旦そうなるともう勢いがとまらず、みるみる症状が悪化していきます。
そのうち、特別に酷いときだけマーレンを塗り、軽いときはニベアなどを塗るようにしました。これで大きく症状が悪化することなく湿疹と付き合えるようになりました。
社会人になり、一人暮らしをはじめてから、再び皮膚科めぐりが始まりました。子供のころと違い、どこの皮膚科でもステロイドと保湿クリームを処方します。そしてマーレンがステロイド剤であることもわかりました。
現在マーレンは製造中止であるようです。マーレンSという薬がありますがこちらはステロイドではないようです。
つまり上述の処置は皮膚科のやりかたと同じものであったわけです。皮膚科に通い続けていても回復する様子はなく、それならわざわざ時間を作って皮膚科に通うのも馬鹿らしくなってきます。
娘が自分と似た症状であるというのは結構ショックです。医者は大きくなったら治る、単なる湿疹やアトピーだといいますが、34歳の自分が治癒していないのですから懐疑的です。
娘と一緒に病院めぐりをしていて驚いたのは、どの医者も遠慮なくステロイドを処方することです。
これまでの経験から、ステロイドは緩急メリハリをつけて処方すべきものだと思います。塗りっぱなしというのはまずいです。
ステロイドを塗り続けても問題ないという意見をもつ医者が大勢を占めていますが、自分の考えは揺らぎません。ステロイドの過剰投与による副作用に死ぬほど苦しめられた実体験は絶対に忘れることはできません。
今日受診していた病院でも処方されたのはやっぱりステロイド。親切丁寧に説明してくれたようであり、医者が言うことにはそれなりに意味があるのだということは理解できますが、あの苦しみを経験した身としては素直に納得できかねます。娘が今まさにその苦しみでもがいていると思うとなおさらです。
最近のコメント